悪いいい方をすると下流中年の恋愛。
1月にやっとこ鑑賞出来ました。
枯れ葉世代は日本では氷河期世代では無いか?
恋愛映画はあまり得意では無い私も枯れ葉は惹きつけられるものがありました。
二人ともチャーミング。
枯れ葉世代的な損得や枯れた諦めが無いんですよね。
映画では失業したりアルコールの問題があったり。
作品は枯れ葉世代へのエール。
結局は人間の生きる意欲は時代の変化は関係無いんですね。
しかし立て続けにPERFECTDAYSのヒット。そして2作品とも良かった。
「貧困だけど高潔」
「下流でも生きる事は美しく」
といったテーマは枯れ葉世代以降に受けるんですかね。
現実は若者や子供も中年も生きにくさを感じながら何とか折り合いを付けて毎日必死という人は沢山います。
だから高潔な貧困が美しく感じる様に思える。
高潔さや生きる事の美しさを体験するにはお金も必要だったり、年金や積立NISAをちまちま老後に蓄えるのも人間ですから。
どの映画も映画のままにしておこう。