リバー・フェニックスを探して

名作とミニシアター系をメインにネタバレなしで発信します。広告を含んでいます。

サン・セバスティアンへ、ようこそ

ウッディ・アレン。この方は後何作作品を作り続けるのでしょう。

90歳になっても作るのでは無いだろうか。 

映画で語りかけたい事や探求心が衰えない事に畏敬の念を感じます。


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アレン映画はNYの象徴だった時代もあったが近年スペインやヨーロッパを舞台になってきている。

 

ヘンテコで繊細で人生に悩む親父俳優(アレンの分身)ウォーレンスジョーンも80近い。

いい高齢者がエレナアヤナ扮する美しい女医に会いたい為、様々な詐病?を訴え何度も通院する。

まるでかわいいバイトの子に会うためにミスドに通う大学生のように。

 

エレナ・アヤナは一見落ちついた雰囲気のスペイン美女。確かにこんな先生がいたら会いたい為に通院したくなるのも納得。

 

楽しみを持って生きる事の素晴らしさと哀愁。あの年代のおじさん(おじいさん)が全力で現状の人生を変えようとする姿やこれまでの振り返りを行い自分を見つめ直す姿は哀愁より頼もしさすら感じる。人間本質は20歳位から変わらないものなのかも。(表面は変わっても本質は)

 

サン・セバスティアンという土地もおそろしく美しい。

映画祭が開催される町ということなのでアレン自身が映画祭で滞在した事があるのだろう。

アレンのコメディに酔いしれた回数は両手で数えられない。

作品のクオリティーを保ち続ける名監督ですね。

 

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