マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオ出演。
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「カジノ」「レイシングブル」
スコセッシ+デ・ニーロの作品は名作だらけですしね。
公開前から必要最小限に情報を収集をしていた。
インディアン。オーセージ族。後のFBI。どうやらあまり馴染みのないテーマ。
206分!
とはいえスコセッシ監督作・デ・ニーロ出演作を見ない訳にもいかないし。何か義務的に見るような気持ちになってくる。
ディカプリオは前作「ドント・ルック・アップ」ですっかり肥えたオジさん(年上のトム・クルーズ等が若々しすぎる事もあり)でしたが今作では実年齢より少し下の年代を意識したのかスッとした雰囲気。ディカプリオも20年間に5作スコセッシ映画にでているのですね。スコセッシ+ディカプリオはやはり私は「ディパーデッド」が最高傑作です。「ボーイズ・ライフ」「マイルーム」以来のデ・ニーロとの共演ですかね。本格的デビュー「ボーイズ・ライフ」から30年ですね。
1920年代。ネイティブからの搾取がこの映画の大きいテーマになってくるんですが100年経った今も強者による搾取は変りませんね。実際にこういう歴史があったのでその場所でリアリズムを追求しつつ撮影する。スコセッシの十八番マフィア映画等の傑作ではありませんでした。それでも206分。しっかり集中して見れましたよ。結果的にそこまで長いと思いませんでした。見応えのある大作。
100年前こんな事があって、人々の生活はこんな感じだったんだなぁという印象です。
この映画もコロナで撮影が何度も中断した映画ですね。
「アイリッシュマン」の時もそうでしたが「見ないのも気持ち悪い」位の鑑賞習慣にさせられてしまったスコセッシ+デ・ニーロ。これまで散々楽しませてもらいましたので今作もしっかり鑑賞させて頂きました。
急に今年アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレーザーがでてきます。
今回は大作映画を扱いましたが単館系や旧作映画を中心に情報を発信していきます。
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